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南宮淺 (ナングウセン)

南宮淺

Nan Gong Qian



南宮世家の庶子。
その誕生は誰からも望まれたものではなく、母親は南宮遠に深く憎まれていた。
そのあおりで南宮淺も冷遇され、二公子でありながら、家での待遇は下男下女にすら及ばない。

列伝

物心ついた頃は、母と共に暮らしていた。

貧しさなど知らず、日々は素朴で美しかった。器量よしで、活発で聡明、心根も優しく、誰からも愛され、里の子供たちはみな彼と遊びたがった。

その頃は南宮淺という名ではなく、別の幼名があった気がするが、もう思い出せない。

ある日、泥だらけになって遊んで帰り、無邪気に母に尋ねた。「どうして僕には父ちゃんがいないの?僕の父ちゃんはどこへ行ったの?」

彼の美しい子供時代は、そこで唐突に終わった。
初めて南宮世家の堂々たる五進の大院を見たとき、南宮淺の目は輝いた。この人たちの着物はなんて上等なんだろう、肩には金までついている。王孫公子とてこれほどではあるまい。

父は想像よりずっと颯爽として威風堂々、官府の人間ですら丁重に接する。

兄は知書達礼、会ったばかりの頃には飴までくれた。

自分がこの家の一員になれるなんて、これから良い日々が始まるのだと思った。

だが、そうはならなかった。

家主は誰にでも温和なのに、彼ら母子への嫌悪だけは隠しきれず、族人も使用人もそれを見て日ごとに侮るようになった。

母が世を去ってからは、守ってくれる人もなく、境遇はますます坂を転げ落ち、使用人にすら好き放題いじめられた。

南宮世家の暮らしは衣食に困らない。だが南宮家では、犬すら衣食に困らないのだ。

かつての無邪気な子供は、びくびくと人の顔色を窺って日を送るようになった。

南宮家

  • 五、六歳の頃に母に連れられて家門に入り、認祖帰宗して間もなく母が世を去った。
  • 肩甲は着せてもらえず、南宮遠も庇わず、飯はいつも冷や飯。家伝の武功でさえ、家の老僕が教えたもの。
  • 南宮家の家丁たちは彼をいじめ、荷物運びまでさせる。南宮家の長輩もこれらの行いを黙認している。
  • 南宮橫はまだ彼の面倒を見てくれる方だった。
  • 家丁の南宮己は南宮淺の世話係を命じられたのが不満で、日頃の冷嘲熱諷にとどまらず、陰では二公子の陰口を絶やさず、家中の南宮淺への蔑みをいっそう深めた。
  • 肩甲がない。

奇遇

  • 江陵事件では王幫主が彼のために洗髄してくれたが、あまりありがたがっていない。
  • 武林大会の前に三つの奇遇がある: 杏花林の老和尚が運気凝神の法を教え、大猿猴が筋骨を鍛え、東海龍王が刀法を教える。
  • 南宮扇法はまだ会得しておらず、剣の方が慣れている。奇遇の後は刀に持ち替えた。

備考

  • 武林大会で袁無憲に唆され、錦香宮が泥教であることを公衆の面前で暴き、間接的に溫夫人の死を招いた。後に南宮深によって南宮家を追放された。
  • 人物造形と描写があまりに物議を醸すため、討論スレで彼の名が出るたびに荒れて脱線することから、いつしか「劫串俠」(スレ荒らし俠) の名が付いた。
  • 南宮世家に戻って認親する前から「阿淺」と呼ばれていた。大公子に対して低姿勢に振る舞う意味合いがある[1]

Contributors

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Changelog


  1. PTT C 洽-Re:[活俠] 討論-溫夫人的愛恨,南宮淺的身世 ↩︎